八幡平市は、観光入込客数約180万人、約50万泊という岩手県内有数の観光地です。岩手山の焼走り熔岩流を始め、ナショナルパーク八幡平、安比高原リゾート、松川温泉、八幡平温泉郷など、豊かな自然を生かした観光リゾートを形成しています。しかし、スキーヤーの激減や団体から個人への旅行スタイルの変化と共に、観光入込客数の減少が続いています。
八幡平ファームステイ協議会は、体験プログラム提供などを通じた食と農業のブランド化を目的として発足されました。平成30年度農泊推進事業に採択され、八幡平市の体験プログラムの提供を行う拠点となることを目指しています。当協議会では、八幡平市におけるファームステイに関するコンセプトとビジョンをまとめました。「持続可能な農業」と「大地の再生」を基本的なコンセプトに据え、「サステナビリティ社会の実現」と「人々が集う場づくり」を同時に成し遂げることをビジョンとして活動を行います。